2011年12月29日木曜日

2年かけて茶葉の熟成

10年前,竹林の伐採を決意し,5年前に梅を植えました。竹が絶えたので草刈を減らしてゆくと,お茶の木が1本元気に生えてきました。50年前にはお茶の木が植えてあったのかも知れません。
 2年前の5月,黄緑色のつやつやした葉が伸びてきたので自家製のお茶を作ることにしました。
  私のお茶の作り方です。
1 お茶の若葉を摘む。
2 天日で乾かす。
 早速,お湯を注いで味わいました。いい香りです。そのあとです。あちゃー。すごい渋味が広がりました。なんじゃこりゃ。意気消沈。

 それから2年,茶筒の中で忘れられていた茶葉を再び飲むことにしました。
 きっかけは新聞です。古くから中国で薬として飲まれていたお茶には多くのカテキンが含まれており,シャーレの中ではインフルエンザも死滅するとありました。その効果はどの抗菌薬よりも強かったそうです。そしてそのカテキンが苦味渋味の元であると書かれていました。
 これはうがいに使える。
 2年ぶりに茶筒から取り出してお湯を注ぐ。色はうぐいす色から濃いオリーブ色に変わっている。当時のさわやかな香りはない。うがいをする。
 あれっ,苦くない。おいしい。
 ということで,2年熟成茶葉は見事我が家で完成したのであります。と勝手に思っています。


 新聞に,茶葉は食べるともっと良いと書かれていたので食べてみました。なんだか元気になった気がします。そしてその夜はいつまでたっても眠れませんでした。
 調子に乗っちゃあいけませんね。ほどほどに。

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