2012年12月31日月曜日

大晦日の1日

今日は雨も上がって仕事日和。まず,遅れていた門松作りに掛かります。裏山の不要な孟宗竹を伐採し,2mを6本持ち帰ります。チェンソーで斜め切り後,長さを揃えて紐で縛ります。竹の節を抜いてパラソルスタンドに立て,紐の間に南天や杉枝を差し込めば完成です。


 昼からは家の周り3箇所の墓掃除です。ナイロンコードで草刈し,シキミを立てれば終了です。
 その後,実家の門松を立て,山から裏白の葉を持ち帰り注連縄,鏡餅を飾ります。ふう。
 夕方からは手打ちうどんの準備です。いつものように延ばして切って10分茹でればできあがり。今回は父さんが延ばして下の息子が切ってくれました。薄く延ばしたので7mmほどの平打ち麺になりました。具はネギと卵と猪と,どうも量が足りないのでお餅を焼いて入れました。柚子を削り,唐辛子を振って,いただきまーす。


 父さん,今日天気が良かったから星を見ようよ。なんでまた,こんな寒いのに。宿題があるんじゃ。 リョウカイ,コートを着て出よう。そして20分,オリオン座を書いて終了しました。ふう。


 夜9時,今年も1年,何とか過ごせました。感謝を込めて,近くの神社にお酒を持参します。
2礼2拍1礼。ジャラーン,ジャラーン。お酒の栓を開け,竹杯でまず1口頂きます。久しぶりの冷酒はうまかー。ということで,もう1杯頂きました。パン,パン。朝には家族でお参りします。


2012年12月30日日曜日

餅搗きとうどんの仕込み

今日は朝から冷たい雨が降っています。門松作りができないので正月の鏡餅を搗く事にしました。
 まず,1回目。玄米は粒が残り易いということで,圧力鍋で蒸す予定でした。ところがさらしが見つからず,圧力鍋で固めに炊いて餅つき機に入れたところ大失敗。柔らか過ぎて形にならず,なんとかバットに流し込んで固めることができました。思い付きでやると,後が大変ですね。ふう。
 機械の掃除が終わって2回目。多めの水を入れて長めに蒸し揚げます。玄関の掃除を終えて食堂に帰ると,鏡餅が2つ出来上がっていました。あれ,もう出来たんだ。上の息子がさっさと3回目の準備をしています。段取りいいなあ。すまん,父さん寝不足なんで昼寝してもいいか。ああ,いいよ。あとやっとくから。頼むわ。ということで,夕方起きてみると,ちゃーんと出来ていました。ありがとう。


よし,明日は忙しいから,ついでに年越しうどんの玉を作っとこっ。いつものようにビニル袋に材料を入れて塊にします。材料は自家製無農薬中力粉500gに湿気た海塩15g水250g位です。
塊を餅つき機に入れて15分こね,ビニル袋に入れて冷蔵庫に入れました。本日の仕事終了。


 隣で折り紙を折っていた下の息子がチビ門松を作ってくれました。おっ,なかなかいいねえ。




 

2012年12月28日金曜日

じゃがチーズを作りました

先日の小学校終業日。息子がきれいなジャガイモを2つ持って帰りました。
 おーい,いつまでも置いとくと,緑になって毒が回るぞー。メラニンじゃなくてソラニンだったかな。
何かおいしいもの,簡単に作ってみるか。うん,作る。
ということになり,とりあえずピラーで皮を剥かせます。芽の部分は包丁のおしりで削りました。

1 包丁で厚さ1cmに切ります。
2 10分塩茹でします。
3 フライパンで少しのバターで炒めた後,ピザチーズを入れて焦げ目が付いたら完成です。


 コショウをガリガリして頂きます。わー,おいしいね,これ。ジャガイモの甘みとチーズのこく,爽やかなコショウの香りがして,とってもうまかー。また,作ろうね。ああ,また作ってくれよ。うん。

 後で,ネットでジャガ毒を調べると勉強になったので記録しておきます。
1 ソラニンは神経毒で,頭痛や吐き気をもよおし,死に至る。
2 皮にもソラニンがある。
3 緑のポテサラ5個分食べて3日苦しんだ書き込みもありました。
 以前,緑でないジャガイモを皮ごと茹で薄皮を剥いて食べた時,少し苦く感じたことがありました。ある程度光の当たったと思われるじゃがいもは,皮を剥いたほうが安心ですね。

2012年12月24日月曜日

今年も薪ストーブでピッツァ

今年もクリスマスイブはピッツァに決定しました。午後3時から準備にかかります。
 まず,自家製無農薬小麦粉500gに海塩10gイースト6g水300gくらいをパン焼き器に入れて柔らかめになるように水を調整してこねます。5時半に生地が完成しました。
 薪ストーブは5時頃から細めの薪を多めに入れて6時頃350度の熾き火にします。
 生地は8等分して薄く伸ばし,ケチャップ,おろしニンニク,チーズの上に,玉葱,椎茸,ほうれん草,ソーセージ,猪カレー味,ゆで卵等を載せて薪ストーブに入れます。

 
 息子も手伝ってくれて大助かり。5分もすれば,パリッと焼けて香ばしい薄焼きピッツァができあがりました。


 合計4枚焼き上げながら,シャンメリーで乾杯。父さんはスコッチ入りです。あー,うまい!
今年の反省。ピッツァ生地は中力粉でもっと薄くするといいのかも。それと,チーズは少なめがあっさりして食べやすいように思いました。


最後に昨日作ったチーズクリームクリスマスケーキを頂ます。酸味が効いて,これまた,うまかー。
今年もみんなありがとう。

2012年12月23日日曜日

クリスマスケーキと鹿の燻製

気がつけば,明日はもうクリスマス・イブ。
 父さん,今年のケーキはどうするん。去年は兄ちゃんが作ってくれたよね。その前はロールケーキだったかなあ。そーだなあ,スポンジはなかなかふんわり焼けないし父さん寝不足だからー,スポンジ買って来てデコレーションだけ豪華にやっちゃいますか。うん,いいよ。
ということになり,早速お買い物に出かけます。チョコスポンジ,豆乳クリーム,いちご,板チョコ,コーンフレーク,どさくさに紛れてマーブルチョコと大きなアイスも買ってしまいました。贅沢したなあ。
 まず,豆乳クリームを泡立てます。父さん,機械じゃなくて手でやりたいんだけど。ああ,いいよ。でも疲れるぞ。氷で冷やしながらシャカシャカ30分,交代しながらなんとか固まってきました。クリームチーズを入れて,砂糖を入れてレモンを絞って味見です。どうする。砂糖かレモン,もう少し入れるか。そして,レモンをちょこっと足しました。甘酸っぱいおいしいケーキになりそうです。


 スポンジの間にはキウィを挟みました。ここで,予め8つに切り分けます。包丁は鋸のように前後に引きながら切るんだぞ。うん。そして難関の壁塗りです。ケーキサーバーの先で少しずつ塗ること30分。できたー。よし,いいぞー。最後は盛り付けだ。好きなようにやってみろ。うん。更に30分頑張ってできたのは,マーブルチョコまで乗せた欲張りケーキでした。


 明日には,しっとりおいしいクリスマスケーキが頂けます。感謝。

 そういえば,今日は鹿肉の燻製が届いていました。表面が焦げてるから削って食べて下さい。
ということでしたが,とんでもない。干し肉状態で固くなっているだけで,噛み締めるほどに,まるで高級な鰹節の如く旨みがしみ出してくる一品でした。すばらしい仕事です。こりぁー頑張って有害獣を捕獲せんにゃーいかんなあ。


 あまりにおいしいので,子供達も口が止まりません。ありがとうございました。感謝。

2012年12月22日土曜日

白菜の塩もみ

実家のおばあさんが,丁寧に育ててくれた無農薬白菜をたくさん持ってきてくれました。
外葉は猪スライスとスキヤキ風に味付けして頂きました。うまかったー。
中葉は1cmのザク切りにして海塩をふり,塩もみを作ります。今日は薄くキムチ風で行こうかな。いつもはニンニクをすりおろして混ぜるのですが,今日は選べるようにスライスにして混ぜました。キムチの素を少し混ぜれば出来上がり。シャリシャリしてて,いくらでも食べられます。
白菜の真ん中はとても甘いので,そのままかじって食べちゃいます。旨みと甘みが深いなあ。
この冬も,新鮮で安心な野菜が食べられる幸せを満喫しています。感謝。





2012年12月20日木曜日

伐採 2

今日は天気も穏やかで伐採日和です。一昨日買ったハンドウィンチで山側にしっかり引っ張った後,慎重に作業再開です。幹を切っても倒れません。下から50cmずつ玉切りにしていくことにしました。ところが玉切りにしても倒れません。チェンソーでくさびを作り打ち込むと,なんとか崩れてダルマ落とし状態になりました。


作業を終えて道具を片付けていると,買ったばかりのハンドウィンチの動きがよくありません。よく見ると,レバーが曲がり,中のドラムが潰れてゆがんでいます。しまったー。無理やり引っ張りすぎたようです。それにしても壊れるかー。


今回は,崖下の隣家に倒れなかったので,よしとします。ふう。

追伸
2日後,ウィンチを分解し,曲がったレバーを叩き直して潰れたドラムを整形するとなんとか使えるようになりました。構造がシンプルだと直すのも楽ですね。今後は力加減に注意します。またやったのー,と言われないように。




2012年12月18日火曜日

裏山の伐採

どんぐりの木もすっかり葉を落としました。畑仕事も一段落して伐採の季節到来です。昨冬は後半の伐採が遅くて薪にたくさん虫が付いてしまったので,早めに暇を見つけて伐採作業に入ります。まず,崖の上で斜めに伸びるコナラの大木を切ることにしました。


1 コナラの幹に掛けたロープを山側のクヌギに固定して、崖側に倒れないようにします。
2 もう1本のロープをハンドウィンチで右側に引っ張ります。
3 右側に受口を入れ,慎重にチェンソーで切っていきます。

パキッ!
しまったー。山側のロープは伸びるし,ウィンチを全部引いても隣の木に掛かって倒れないー。
仕方ないのでハンドウィンチをもう1つ買いに行きます。そして日没,時間切れ。明後日,再挑戦となりました。ふう。





2012年12月16日日曜日

年賀状と久しぶりの魚釣り

今日は朝から年賀状の準備。息子の版画印刷を手伝います。
余ったら,父さんに分けてくれよ。うん,いいよ。
うまくできました。よし。


今日は風もないから,プールに行くまで魚釣りに行ってみるか。うん,行くー。
早速,近くの池でエビをすくいます。寒くてもいるのかなあー。いたいた。底の方にいるんだね。
いつもの防波堤に着くと,母さんが作ってくれたお弁当を食べながら,藻と藻の間で探り釣りです。
父さん,釣れたー。引っ掛かったー。また釣れたー。おー,調子いいなあ。
おーい,父さんも釣れたぞ。フグだー。あれ,逃がさんのん。これがうまいんだよ。
アイナメ,ホゴに,メバル,ハゼ。ギザミまで釣れるたのは,海水温度がまだ高いのかなー。


今回も唐揚げにしました。フグは皮と内臓をツルッと剥いて,キレイキレイに洗い流します。粉をつけて油で5分揚げれば完成です。
よーし,できたぞー。えー,大丈夫なん。そりゃあ,売ってるのよりキレイにしたんだから大丈夫さ。母さんが帰らないうちにちょっと味見してみるか。うん,ちょとだけ。あっ,おいしいね。だろう。
母さん,フグおいしかったよ。えっ,毒が当たったらどうするん。父さんだけにしときんさいや。もう。
ごめんなさい。

2012年12月8日土曜日

薪ストーブで毎朝カイロ

天気のいい朝,家の周りは真っ白な霜景色です。今日も薪ストーブの上には石が置いてあります。


手前の石は四国で,奥の石は近くを流れる川の上流で拾ってきました。
 
家を出る前にハンカチで包んで巾着に入れます。準備よし。


行ってきまーす。車に気をつけてなー。

今度は父さん用に,もう少し大きな石を探しとこうかな。

2012年12月7日金曜日

鹿さん2

寒くなってきました。朝の気温は-3度まで下がりました。11月15日から狩猟期間に入りましたが有害獣駆除期間に捕獲し過ぎたせいか,なかなか成果がありません。今日も罠の点検に行ってもだめだろうなあ。と,裏山の伐採をしていると先輩から電話です。
鹿さんが掛かったようだけど,どうする?
わかりました。明日は雪になりそうなので,直ちに馳せ参じます。

現場は2ヶ月前に猪さんが掛かった時と同じ獣道です。半径3mの範囲をピョンピョン逃げ回ります。隣町では木の芽だけでなく,野菜や稲の新芽も食べて困っているそうです。かわいそうですが逃がすわけには行かないのです。いつものようにワイヤーにフックを掛けて反対側に引っ張ります。あれっ,50cm程締まらないぞ。よく見るとワイヤーがキンクしているようです。やばい。鹿さんは暴れるし,もしワイヤーが切れたら怪我するかもしれません。こんな時に限って根付を藤のつるにとってあるので更に不安定です。最後はなんとか先輩が足錠を掛けて捕獲完了となりました。

早速,解体に入り2時間で冷凍庫に納まりました。40kgの雌鹿でした。

それにしても,ワイヤーが周囲の枝木に巻きつかないと2日でキンクすることを初めて知りました。
注意!注意!



2012年12月6日木曜日

短い鉛筆

息子も小学4年生。鉛筆はいつも鉛筆削りでシャリシャリ削っていました。いつも尖らせて使っているのですぐに短くなります。20cmの鉛筆が6cmになるともう削れないので,短い鉛筆がたくさん貯まってしまいました。もったいない。俺たちが小学校の頃はアルミのホルダーに差し込んで最後まで使っていたよなあ。ということで,先日ホームセンターで探してみるとありました。2本で196円です。早速,小刀と一緒に買って帰りました。
 おーい。鉛筆ホルダーと小刀を買ってきたぞ。ちょっと削ってみるか。右手で削るんじゃーなくて左手の親指でゆっくり押しながら削るんだぞ。
去年から年賀状は版画教室で作っているので,こつは解っていたようです。


 随分上手になったなあ。でも,刃先を深く入れちゃあだめだよ。もう少し刃先を寝かせて細長く削らなきゃあ。
えー。でもこうしないと削れないんだよ。もう鉛筆がないんだから。


 了解。父さんが悪かった。でも,もう十分だろ。


2012年12月2日日曜日

鹿肉ジャーキー

やっと寒くなってきました。干し肉を作るには冷たい風で乾燥させるのが良かろうと,待っていたのです。というのも,最近焼肉や柔らか煮ばかりで子供達もあきてしまい,冷凍庫のお肉がなかなか減らなくなってしまったのです。ある日,スーパーに行って息子に好きなものを買っていいよ,と言うと,なんとビーフジャーキーを買って来たではありませんか。これだー!ということで,鹿肉ジャーキーに挑戦です。
今回の作り方です。
1 鹿肉のスライス300gに塩10g,胡椒,酒を振り掛けて冷蔵庫で寝かせます。
2 ビニル袋に入れて65度の湯で1時間殺菌します。
3 ほぐして天日で2日ほど乾燥させます。
  「あーっ。デブ猫が食べよるー!」「やられたー。」
 次からはベンチに置かず,吊り下げることにしました。反省。
4 カチカチになったらビンに入れて保存します。

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今回は,デブ猫や息子達のつまみ食い攻撃にあって完成品はわずかとなりました。

2012年11月25日日曜日

夢を持とう!

先日,小学校で学習発表会がありました。演劇,合唱,歌舞伎など大人の鑑賞に堪える内容で,しっかり楽しませて頂きました。

 4年生は「同窓会ごっこ」で20年後の自分たちを演じました。ペットショップの店員から菓子職人,和食の達人や音楽家,オリンピック金メダリストのマラソンランナーやサンフレッチェ,バルセロナで活躍するサッカー選手などなど。見ている人の頭の中では,世界中の職場で生き生きと活躍する子供達の姿がしっかりと見えました。すばらしい。先生,ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。
 夢を持つことが大切なのは,子供達だけではありません。親も夢を持って下さい。おじいさん,おばあさんも夢を持って下さい。子供達はそう伝えているようにも思いました。先生,そうでしょ!

 4年生の皆さん,とっても楽しい劇をありがとう。皆さんが夢を語る時の生き生きした顔は最高にカッコ良かったです。やっぱり夢を持つことは大切だと思いましたよ。夢を持てば,毎日が楽しくなります。しんどい練習や勉強も楽しい夢があればきっと乗り越えられるのです。これからも大きな夢を忘れないで,楽しく勉強してください。川崎先生といっしょにね。

2012年11月24日土曜日

ドロップボックスがいっぱいです。

ブログを始めて1年が経ちました。素人なりにコツコツ書き込んで来ましたが,突然に写真の投稿ができなくなってしまいました。ログハウスの先輩によればドロップボックスの写真を移動させればいいらしいのですが,これがまたよくわかりません。閲覧の皆様には大変ご迷惑おかけして申し訳ありません。復活の暁には又よろしくお願い致します。

2012年11月20日火曜日

紅葉狩り

先日,近くのお寺に行って来ました。盛りは過ぎていましたが,杉木立の下で寒さをしのいだ紅葉たちは,今が盛りと赤く輝いていました。

いつもの茶店で火鉢に当たりながらお萩を頂きます。なんでも市内の餅屋に特注のお萩だそうで,200gx2個のボリュウムにノックアウト。これが目当てで毎年来てしまいます。うまかー。息子には内緒です。

帰る途中にフロントガラスを見ると1枚の紅葉が張り付いています。息子にばれちゃうなあ。まあいっか,風情があって。しばらくの間一緒にドライブの後,スッと何処かに飛んで行ってしまいました。








2012年11月11日日曜日

干し柿泥棒は誰だ

今年は晴天が続き,干し柿の熟成も順調です。そろそろ食べ頃だなあ。と思っていると,ある日一番下の実がなくなっていました。あれっ,落としちゃったかなあ。そして次の日,下側の実がゴッソリ無くなっています。やられたあー。今年は貴重な干し柿だったのにー。小麦や白まっかを荒らした狸の仕業に違いありません。


ということで,乾燥終了を決定し,とりあえず味見をすることにしました。

西条柿は,ねっとりとして噛めば噛むほど強い甘みが口中に広がります。
一方の愛宕柿は,弾力のある歯ごたえと適度な甘さが食べやすい干し柿でした。

表面が少し固く,中は柔らかいので,冷蔵庫でしばらく落ち着かせてから頂こうと思います。

2012年10月29日月曜日

亥の子

今年も恒例の亥の子がありました。元々は猪の多産にあやかった子孫繁栄のお祭りだったそうですが,ここ瀬戸内地方では,子供達が五穀豊穣や無病息災を祈って各農家の庭を丸石で叩いて回り,祝儀を頂く行事として受け継がれています。

「きょうは,あいさつとお手伝いのできない奴には,おこずかいはないぞー!」「はーい。」


おはようございまーす。亥の子を搗きに来ましたー。

えーべっさんと大黒さん,いーちで俵踏ん張って,にーでにっこりわーろーて,さーんで酒を造って,四つ世の中良い様に,五ついつもの五徳なり,六つ無病息災に,七つ難事無い様に,八つ屋敷を広めたて,九つここに蔵を建て,十でとうとう治まった。繁盛せー,繁盛せー,繁盛せー。

鶯やー,鶯やー。三本松に巣を掛けて,12の卵を産み揃え,産んで揃えて発つときには,銀の杯くわえたり。繁盛せー,繁盛せー,繁盛せー。

ありがとうございましたー。

地元の人達に暖かく見守られて,子ども達は幸せです。



2012年10月28日日曜日

マムシを捕獲

 最近,雨がよく降ります。といっても週に1回ですが,これまでのカラカラ天気に慣れてしまうと,やはりちょっと鬱陶しく感じます。
 先日,頂いていた丸太をいつまでも雨ざらしにはできないので,次の雨までに薪割りを,と丸太を持ち上げたとたん,目が合ってしまいました。ウゲー。茶色いマダラ模様がとぐろを巻いています。咬まれなくてよかったー。板で首を押さえ,頭をペットボトルに入れて胴体を押してやるとスルスルと新しいお家に入ってくれました。ちょっと小さいです。


毎日,水を換えて10日位したら焼酎を入れようと思います。飲みにくいと困るので,梅酒を入れても大丈夫でしょうか。

それにしても,この時期まだマムシが出るなんて危険です。息子が手伝ってなくてよかったー。

2012年10月27日土曜日

黒豆の枝豆は甘いぞー。

 5月下旬に不耕起直播した黒豆が3回の草刈を経て大きく育ち,枝豆として収穫できるようになりました。晴天続きで発芽せず7月中旬に直播した黒豆も,株は小さいもののしっかりと枝豆が育っています。それにしても雑草が多いなあ。


 とりあえず,株が大きくて倒れた枝豆を収穫します。倒れた株は黒豆の乾燥時期に雨が多いと腐ることがあるので注意が必要です。それにしても,無肥料でここまで大きく育つのですから黒豆はすごい。草丈は1mになりました。


葉っぱを取り,はさみで実を切り落としたら,4分ほど塩茹でします。緑の豆は柔らかくておいしいのですが,黒くなった豆もほくほくしてとてもおいしく頂きました。


今年は全くカメムシの襲撃がありません。気候のせいなら良いのですが,ちょっと心配です。


2012年10月23日火曜日

渋柿の収穫

昨年は渋柿が豊作で,200個以上の収穫がありました。今年はわずかに15個です。丁寧にアルコールで渋抜きし,おいしく頂きました。
 その後近所に収穫されない渋柿を発見し,承諾を得て収穫しました。西条柿と大きな三角錐型の柿,愛宕柿でしょうか。今度は干し柿です。


 我家では,狭い場所でもたくさん吊るせるので脚立に紐を掛けて吊るします。昨年は上中下に10本以上を吊るしましたが,今年は3本です。さみしいなあ。

 後は晴天を祈るばかり。昨年,柔らかめの干し柿がとてもおいしかったので,今年は早めに冷凍しようと思います。

2012年10月19日金曜日

自家製無農薬小麦でしっかり膨らんだパンに

今年収穫した小麦ミナミノカオリは,穂肥が効いたのか大きな粒が揃っていました。もしかしたらグルテン高いかも。いつもお世話になる秦農場さんで製粉して頂き,全自動パン焼き機にセットしたところ,3時間40分後,みごとに膨らんだおいしいパンが焼き上がりました。



昨年のミナミノカオリは,市販の強力粉を2割入れてしっとり美味しい感じでしたが,今年は自家製粉だけでしっかり美味しい感じです。
この秋も早めに小麦の種蒔き準備をしないといけません。頑張るぞー。

2012年10月17日水曜日

鹿さんと7頭目の猪さん

先日,先輩からメールが届いていました。双眼鏡で偵察したところ,中型かちょっと小さめの鹿が掛かったぞー。了解。その後,捕獲予定の日は山火事発生で延期となり,本日大雨の中現場に到着すると,なんと大きな雄鹿80kgです。ヒノキの香りが印象に残りました。


ログハウスの先輩からもメール届いていました。猪掛かりましたが出張予定です。なんでー。


 こちらは小さな猪さん20kgでした。小さくても畑に入るとトラクター並に荒らします。

 あと何頭捕獲すれば,我が村に平和が訪れるのでしょうか。それまで皆さん,美味しいお肉をたくさん食べてくださいね。


晴天続いて大きな山火事

夜勤明けではありますが,今日は忙しいぞ。渋柿取って,小麦の種蒔き準備して,鹿さんの捕獲も予定に入れてしまいました。午前の作業が終わり,昼ご飯を食べながらでニュースを見ていると,なんと近くで大きな山火事が発生しているではありませんか。これは大変だ。ということで現地に行ってみると,民家の近くまで火が燃え下がっていました。


 近くでは消防団が筒先を構えて警戒しています。火の手が近づいたら一気に放水して消火するつもりです。俺たちの町は,俺たちが守るんだ!食事も取らずにホースを延ばす団員さんには本当に頭が下がります。怪我をしないように頑張ってください。
 山火事の原因は晴天続きの天候にあるのではありません。燃える物がたくさんある山際で火を点けるからです。農家の皆さん。枯れ草は焼かずに堆肥や敷き藁として活用しましょう。焚き火は山の近くでは控えましょう。いざという時のため,消火器を用意しておきましょう。
 自分達の町を火災から守るためには,みんなで気を付ないといけませんね。

2012年10月11日木曜日

やっと稲刈り

 随分と涼しくなってきました。稲穂についた朝露がキラキラ輝いています。
おっとー,今日は稲刈りの日です。少しでも早く刈るために,キラキラきれいな朝露を動力散布機で吹き飛ばさなければなりません。そしてコンバインの準備ができたら作業開始です。最初は湿っているので慎重に進みます。よし,調子いいぞ。
 ヒエが生えている所では,刈り取りのあと脱穀までに引き抜きます。除草剤を使わないとチョッと苦労します。
 そろそろ半分刈り取った頃,お腹がすいてきました。時計を見ると1時半です。えっ,もうそんな時間。母さんが交代してくれました。ありがとう。


 その後順調に刈り取っていましたが,夕方になって急ににわか雨が降ってきました。そして30分後,本日の作業終了となりました。
 本日,天気予報は大きくはずれ,寒冷前線による雨だったとさ。明日はなんとか晴れてくれー。

2012年10月9日火曜日

猪罠の修理

毎日,爽やかな秋晴れの日が続きます。遅れていた稲刈りもなんとか明後日には終わりそうです。晴天に感謝。でも,猪さんは雨が降らないとなかなか罠に掛かってくれません。雨の直前までには罠が仕掛けられるように,一度掛かって歪んだ罠を修理します。

1 締付金具の点検
  金具が変形していれば,ペンチで修正するか新品に交換する。
2 ワイヤーの点検
  先端10cmのみ変形している場合は,先端をカットして修理する。
  先側50cm位わずかな変形がある場合は,前後を逆にして金具を取り付ける。
  木にからまって全体に変形がある場合は,ワイヤーを取り替える。
3 バネの点検
  今回購入した罠は,猪が暴れてもバネが外れないので,曲がってしまいました。
  ハンマーで叩いて修正します。
4 特に必要な道具
  ワイヤー加締め工具(カッター付き)
5 部品
  4mmワイヤー(6or7×24)1m
  アルミ製ダブルスリーブ  
  締付金具

 こんなに猪がたくさん掛かるんだったら,ベンチタイプの加締め工具が欲しいなあ。





2012年10月5日金曜日

ミョウガの甘酢漬け

ミョウガといえば,夏の野菜と思っていました。今年の夏休みにもおいしく頂いたばかりです。
秋になり,朝の気温は11度。やぶ蚊も少なくなったことだし,花壇周りの笹を刈っておこう。と,すると,ミョウガの花が咲いていました。


 ラッキー。我家ではみんなミョウガが大好きです。早速,ミョウガの甘酢漬けを作ります。
1 ミョウガを縦に4つに切ります。
2 らっきょう酢に漬けます。
3 1日経つと,しんなりして更においしくなりました。





2012年10月1日月曜日

雨上がりで猪が1度に3頭も

台風17号が通り過ぎ,爽やかな秋晴れの夜勤明け,新人マタギの先輩からメールが届きました。猪が掛かったよー。それでは昼から成敗に参ります。
 トップカーで現場に行くと,40kgの雄が掛かっています。ここは斜面の獣道に50cmずらして罠を2つ設置した所です。よく見ると先爪だけに掛かっています。あばれて,はずれると危険です。早速,フックと鼻くくりで動きを止めました。その後,足錠を掛けようとした時です。ワイヤーがからまっていた木の枝が折れ,猪が1mほど突進して来ました。おっとー,危ない。急いでフックのロープを張り直します。ヤレヤレ。

                      

後はいつものように溝内から心臓を刺すと,静かに失血して動かなくなりました。

 解体の準備をしていると,新人マタギの獣医の先輩から電話が入ります。
家の裏に仕掛けた罠にも猪が掛かったよー。
なにー。
 その後1頭目を解体中,ログハウスに住むこれもまた新人マタギの先輩が駆けつけてくれました。実は,うちの前の山の急斜面にも猪が掛かってるんだけど。
まじでー。
 そして夜7時,2頭目の解体冷凍が終了し,明朝6時30分,3頭目の動きを止めるべく集合することにして解散となりました。
ふう。
 ここ1ヶ月,まともな雨は2日程度しか降っていませんでした。久しぶりの雨で人の匂いが流されたのが1度に3頭も掛かった勝因でしょうか。それとも雨が降ると,猪さんも単純にうれしくて活発に動き回るのかなあと思いました。


2012年9月28日金曜日

薪ストーブの煙突掃除

 朝晩はめっきり涼しくなってきました。そろそろ薪ストーブの準備をしないといけません。シーズン終了後に煙突掃除をしていないので,早朝から煙突掃除をすることにしました。


 我が家の煙突は,直径20cm,厚さ5mmのステンレス製です。壁出しの1重煙突なのでススがよく付きます。それでもシーズン中の掃除は不要で,シーズン終了後数ヶ月で,自然に下に落下してくれるみたいです。お掃除ブラシも使う必要がありません。


さて,掃除口を開いてみると,ペール缶半分のススが煙突下に溜まっています。あれ,少ないなあ。毎年ペール缶2杯分はあるんだけどなあ。煙突内部を覗いてみてもちゃんと剥がれて落ちています。厚さ5mmのススが付着していますが,断熱剤代わりに残して起きます。


 そういえば、昨年は薪の乾燥が足りないようなので、その都度1輪車で2.3日日当たりのよい軒下で乾燥させ、更にストーブの下に並べて乾燥後、使用しました。その結果,多少は燃焼効率が上がったかもしれません。更に煙中の水分濃度が低いため,1重煙突で冷却されても凝結し難かったものと思われます。
 やっぱり、薪の乾燥は大事ですね。

 回収したスス(木酢液の凝着物)はムカデ除けのために自宅犬走りの周りに散布しました。
ムカデさん,来ないでね。

2012年9月23日日曜日

薪ストーブ訪問

職場の先輩が薪ストーブを設置されたので,写真を撮らせていただきました。


 純和風の母屋の食堂を自分で改装される際,火事になってはいけないので業者に施工してもらったそうです。
 機種はダッチウェストのランドルフ。コンパクトな外観ですが最高出力が高いので,少し寒くなってきた頃から厳寒期まで,幅広く使用できるのがいいですね。
 私が気に入ったのは,ストーブの右側に掛けられた灰取りです。よく聞くと,卵焼き器を切断して作ったとのこと。いろいろ工夫するのは,ワクワクして楽しいもんですね。参考にさせていただきます。

2012年9月22日土曜日

猪捕獲3

先日、営農組合で購入していただき,10日前に皆で設置したククリ罠に猪が掛かりました。30kgだそうです。私はお仕事中なので,新人の皆さんで動きを止め,止めを刺し,無事解体終了したとのこと。おめでとうございます。今後も技術の向上に努められ,我が町内から更に猪の被害が減ることを祈念しております。それにしても冷凍庫は一杯だったはず。大丈夫だったでしょうか。

2012年9月14日金曜日

大きな白マクワウリ

今年も白マッカがたくさん実りました。あちこちに植えたので,畑だけでなく花壇や庭シャワー,植木の周りにも白いボールが転がっています。
 この白マッカ,皮が薄いので,中の種を出して又は種もそのままで皮も剝かずにパリパリ食べることができます。メロン並みに甘いのですが,何処にも種を売っていません。元々,近所の丸山さんが作り続けてこられたものをお袋が譲り受け,これまで大事に種を取ってきたのです。近くに市販のマクワウリがあるとすぐに交配してしまうので注意が必要です。収穫時期は,乾燥地の場合へたの周りに裂け目ができた頃です。十分な水分がある場合は裂け目の輪が出ないので,へたを斜めに押し蔓が自然にはずれる頃となります。ただし,そろそろ甘く熟れたかなと思う頃タヌキが食べてしまうので,防護ネットが必要です。


 今日,久しぶりに庭の草刈をしていると,庭シャワーで元気な雑草の中に白マッカが3つ育っていました。ちょっと大きいぞ。乾燥した畑では直径6cm程で収穫しますが,これは8cm程あります。条件が整えば大きく育つことを初めて知りました。

 
 中を切って見ると,果肉の厚さが違いました。大きな白マッカは厚さ2cm,普通の白マッカは厚さ1cm。ということは,種の部分の大きさは直径4cmで同じでした。そして気になる味はというと,大きな白マッカは果肉の外側に行くほど甘みが薄くなるので,普通の白マッカの方が甘かったのです。残念。

2012年9月10日月曜日

ユニックで丸太運び

夜勤明けで家に帰ると,夏休みが終わり退屈なのか,次男が声を掛けてきます。今日は何するん。そうだなあ,ちょっと曇ってて涼しいから,クレーン付きトラック借りて丸太をもらいに行くかな。一緒に行って手伝ってくれるか。うん,行く。早速,2トンユニックを借りて現場に向かいます。このトラック,音がうるさいけど楽しいね。そうだな。座席も広いし,父さんはこの低いエンジンの音も好きなんだよな。
 現場に着くと,分団長さんにあいさつします。お世話になります。やっと秋になったので,また伺いました。今日は道造りがあるから手伝えないけど,丸太を挟めるユンボもあるから自由に使ってよ。ありがとうございます。父さん,ええ人じゃね。ほんと,ええ人よ。感謝せにゃいけん。でも,こっちから礼儀正しく挨拶して話をすれば,いい人はいっぱいおってんじゃけの。うん。
 小さな丸太は投げ込みますが,直径40cm,長さ1.2mの丸太はユニックで吊り上げます。
よし,上げろー。右,回せー。起こせー。下げろー。停止。OK!


 おかげで,よく乾いた丸太を2回運ぶことができました。
後はお決まり,庭シャワー。気持ちEー!今日はほんとに助かった。ありがとな。



 これから1ヶ月は薪割りが続きそうです。