2011年12月26日月曜日

門松を作る

クリスマスが終わると正月の準備が始まります。
大掃除,墓掃除,門松,餅つき,おせち料理,しめ縄,うらじろ取り。
門松作りは1日がかりになるので,予定のない今日,することにしました。

 私の作業手順は次のとおりです。
1 裏山にあがり邪魔な孟宗竹をチェンソーで切る。 
  使わない竹は立てたまま枯らせば邪魔になりません。
2 色のきれいな1・2年生の竹を,10m分切り出す。
3 門松の高さを1.5m位と決めて,20cmずつ短い竹3本を2組作り,チェンソーで上部を斜めに
  切る。その後切り口をノミで整える。
  手鋸で切るときれいに仕上がるのですが,体力がいるので,つい機械に頼ってしまいます。
3 3本ずつ2本の綱で縛り,パラソルスタンドに突き立てる。
4 下側の綱のすき間に松や南天などの枝葉を差し込み飾り付ける。


5 今年は息子が切れ端で,「ちい門松」も作ってくれました。

 私にとっての門松は,5月のこいのぼりの感覚です。
 元々は神様の来る目印らしいのですが,飾られた竹や松を見ていると,子供の健やかな成長を見守ってくれそうな気がします。


 それにしても今年は,竹の少ない年でした。まず,毎年楽しみなたけのこが不作でした。竹山の管理は楽でしたが,来年も竹の子が不作だと困ります。人間とは勝手なものです。
 竹にとって本当に厳しい環境が続くと,一斉に花をつけて子孫を残し,枯れてしまうかも知れませんね。子孫の中には,新しい環境に適応できる株がきっといるはずです。

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