2011年12月25日日曜日

神社の清掃

今日は朝から地元神社の年末清掃です。
 この神社には古い文書が残されており,鎌倉時代には源氏が名主として管理していたそうです。
神社の周囲にはうっそうとした照葉樹の森が残っており,その大量の落ち葉とどんぐりを清掃するのが私たちの務めです。


 朝8時30分の気温が0度,天候晴れ。凍りついた本殿の清掃が終わり,長い石段を掃きながら降りてゆくと,正面から暖かい日差しに包まれました。そして目の前に広がる田園風景。
 そういえば,近所の名物おじいさんが以前,教えてくれたことを思い出しました。
「安曾田(我が家の屋号)裏山山頂の畑の中の丘は昔の古墳で,だれだれが宝を盗んだんだ。」
 近くの山陽街道沿いには有名な古墳や平安時代の寺院遺跡があります。
 室町時代の文書には,いつもお世話になっている槙野,神田,矢原氏の名前が残っています。
 こじんまりとしたこの地で500年,1000年以上も生活が営まれてきたことを思うと,これからもこの神社を大切に引き継いでゆくことが自然なことに思えてきます。

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