2013年6月30日日曜日

青年団の役員になりました

父さん,いつ帰るん。そうだなあ,3時頃には終わるだろ。
今日は昼から青年団の役員会がありました。若い新会長の下,今後の方針について検討する前に規約を見てみると。年齢は20歳から50歳,退会は拒まず。だってえ。とっくに終わってるよー。
でも,地元のために困り事を発掘したり新規事業で協力することが会員の達成感にもつながるということで,年齢に関係なく活動することが確認されました。ふう。いつまでも若いと思っちゃあいけませんね。
結局,夏祭りの準備から神社のこと,ため池のこと,太陽光発電の推進から猪の被害発生など話題は尽きず,お家に帰ったのは夜8時でした。
遅かったね。すまん・・・。

畑の様子

梅雨も中休みということで,今日も爽やかな風が吹き抜けます。

畑の様子はというと,苺の放任栽培のすき間に蒔いた黒豆は順調に育っています。
結構,雑草は少なくていい感じです。一方,トラクターで耕してポップコーンを蒔いた右端は,3回削っても3割の雑草が伸び放題です。


トラクターで耕したまま何も植えなかった所は雑草だらけ。とりあえず,草刈機で刈るしかありません。


ということで,1年生の雑草であれば,部分的に耕して次の種蒔きや苗を植えた方が楽チンかもしれませんね。


2013年6月28日金曜日

柿酢が完成

1昨年の秋,食べきれない富有柿をガラス瓶に入れて柿酢を作ることにしました。
2ヶ月後,泡立って溶けた柿を味見してみると,甘酒ができていました。柿ワインかな。
その後,表面に白い膜が張って来たなーと思っていたら,どんどん厚くなって上澄みが全部白い寒天みたいになってしまいました。しまったー,早く加熱処理すれば良かったー。

そして1年が過ぎました。
父さん,裏の柿酢,もらっていいー。オオムラサキの誘引に使うんじゃー。
ああ,いいよ。でも,うまくできてるかどうか,わからんけどなあ。
いいよ,腐ってればいいんだって。
いやあ,腐ってたら困るんだよなあ。発酵だよ,発酵。

白い寒天を押し下げてお玉で上澄みをすくって味見します。
んー,酸っぱいけど,ほんのり甘い。普通のお酢よりも薄いけど,イケルねえ。

ということになり,白い寒天も溶けた柿も,ふきんで漉して分離しました。


左は搾りかすですが,オオムラサキの誘引にも使えそうです。


白い寒天状の物を絞ったところ,茶色くて透明なお酢ができました。
溶けた柿からは,薄く濁ったお酢ができました。静置すれば,透明になるかな。

とりあえず過熱処理して,なますやジュースで頂くことにします。

もちろん,誘引には生の柿酢を持って行きました。貴重品だぞ。

2013年6月26日水曜日

井戸掘りに挑戦

今年は,田植えの後の水不足で随分と苦労しました。なんとか井戸が掘れないかとネットで調べると,結構皆さん成功していらっしゃいます。水量を求めれば90cmの井戸枠を積み重ねるのが確実なようですが,5万円以上の経費と100kg以上ある井戸枠の移動は難しいようです。とりあえず,5cmの塩ビパイプを使用する打ち抜き井戸に挑戦することにしました。
掘り始めて3日目,4m程掘れました。
父さん,何しょうるん。ああ,この前水が足りなかったから井戸掘りだよ。へー,そんなんできるんだ。手伝うよ。おう,ありがとなあ。深いからゆっくりやるんだぞ。うん。


うわあ,長いなあ。倒れないように気をつけろよ。


うわあ,深いなあ。10回程コツコツ底を突いて揚げるんだよ。


長いから難しいなあ。おー,たくさん砂が出てきた。うまいぞ。

よし,パイプが足りないから今日は終了だ。ありがとなあ。

ちょっと寒いけど,ドロドロなので外シャワーできれいに洗いました。ヒヤーーー。








2013年6月23日日曜日

亀の甲羅に田植え

先日、除草器を引いた田んぼで,苗が倒れたままの所があります。しまったー。水が足りなくて弱っていたのね。午前中の田植えで苗が余ったので,植え継ぎをすることにします。
おーい,すまんが昼からも手伝ってくれよなあ。うん,わかったー。

父さん,亀がおるよ。どうしよっかー。苗を倒さなければ,そのままにしといてやるか。そうじゃね。
父さん,亀の背中に苗を植えたらどこに行ったかすぐわかるよ。
あはは,よく考えたなあ。うまくいくのかあ。
あれえ、どこ行ったんじゃろ。あっ、動いた。じっとしてたら他の苗と一緒でわからんねえ。

父さん,何で浮き草がこんなに増えるんかねえ。ミジンコがいっぱいおるねえ。変わった海老が逆様で泳いどるよ。どじょうはどこにおるんかねえ。蛇は何を食べるんじゃろ。おたまじゃくしを逃がしてやったよ。今年の科学研究は何しよっかなあ。

田んぼには,いろんな動物がいるけれど,不思議とヒルはいませんでした。ラッキー。

2013年6月22日土曜日

籾袋で小麦の乾燥

大雨の前になんとか刈り取った小麦です。今年も車庫で天日乾燥します。昨年は雀や鳩,狸の攻撃が激しかったので,籾の袋に小分けして乾燥することにしました。


今年の乾燥方法です。
1 地面の湿気防止にブルーシートを敷きます。
2 蓄熱用に更に黒いシートを敷きます。
3 結露防止に麦わらの束を敷きました。
4 籾袋に8kg程の小麦を入れて麦わらの上に並べます。
5 時々,籾袋を裏返します。

狸さんが籾袋を破らないか,チョッと心配です。



2013年6月18日火曜日

マルベリージャム

茶畑の桑の木に紫色の実が成ってるなあ。と思っていたら,実家から桑の実がどっさりと届きました。これは食べきれないぞ。ということで,母さんがジャムを作ってくれました。

砂糖と甘夏果汁と桑の実を煮付けると,完成です。


食べてみると,ねっとりしていて,プチプチしていて,甘酸っぱくて,意外においしいねえ。
軸がほのかに桑の香りを残していて,ふっと昔の記憶がよみがえるようです。
これはイケル。ブルーベリージャムより美味しいかも。よし,我が家の定番にしよう。

桑の木は,無農薬でもしっかり育つ強い木です。これまでは大きくならないように剪定していましたが,これからはしっかり大きくなって頂くことにします。

まだまだ私の知らない宝物がこの地にはたくさんあるような気がします。昔からあるものをしっかり利用できるようになりたいですね。

2013年6月17日月曜日

小麦の収穫

梅雨の中休みということで朝は涼しく快適です。少し早めに起きて田んぼの除草をするぞー。と,早く寝たところ,予定より1時間早い4時半に起きてしまいました。まっ,眠くないからいっか。
適度な運動は認知症予防にも有効らしいので,5時からチェーン除草器を引き回します。終わった頃には息子達も通学の時間でした。気をつけて行って来いよー。行って来まーす。

天気予報を見ると,明日からしばらくは雨マークがついています。小麦畑に行くと,雀が100匹以上仲良くお食事中です。小麦の粒はまだ硬くなっていません。どうしよっかなあ。これ以上先送りすると田植えが遅れるし,土地もしっかり乾いているし,しっかり天日乾燥すれば昨年もオッケーだったので,刈り取ることにしました。


順調,順調。日差しは強いけれど,南の風が吹いて快適です。刈った後から雀の攻撃を受けますが,気にせずどんどん刈り進みます。


今年は1反当たり種籾を10kg播種しました。厚蒔きの所は雑草が少ないように感じます。

2時間で1反の小麦を刈り終えました。8袋の収穫です。あれえ,昨年は2反で10袋だったよねえ。大目の播種で条幅が広く,条間狭くて,結果オーライということでしょうか。

今年も余りそうなので,ご希望の方はご連絡ください。




2013年6月14日金曜日

桜の山農場からお肉が届きました

やっと水が来ました。田んぼの稲もなんとか命をつなげそうです。畦の水漏れを点検していると小さなダンプが坂道を登っていきます。誰かなあ,大工さんには電話してないし。そのうち子供達の声が聞こえてきました。おーい、坂本さーん。お世話になりまーす。
そう,待望の桜の山農場特製ポークが届いたのでした。4月の桜祭りでは,放し飼いでのんびりと過ごすブタさんに出会って本当に癒されました。あのブタさん達がお肉になるのはちょっと悲しかったりしますが,お肉が届くのが楽しみでもあったのです。
お肉の上には農場便りが乗せてありました。これがまた,いいです。奥さん直筆の印刷でしょうか。手間暇かけて大切に育てられたお肉が,更においしく思えるのでした。2,000円也。


田植えは終わりましたか。ええ,今日やっと終わったのでお届けに来ることが出来ました。子供が産まれた上に農作業が忙しくて,遅くなってしまって申し訳ありません。いえいえ,それはおめでとうございます。これからもよろしくお願いしますね。

ということで,2日後の晩御飯に頂く予定です。とても楽しみです。

2013年6月12日水曜日

暗渠排水から灌水ポンプで揚水

台風の影響で気温は32度。カンカン照りの中,遅れていた1反の田に水が届きなんとか田植えを終えました。北の空を見上げると積乱雲が広がっていますが,こちらには流れて来そうにありません。


4日前に植えた田んぼは水が足りず,苗が針金のように尖っています。今年は平成の大飢饉かも。台風も当てにできないし井戸でも掘るかー。とも思いましたが,とりあえず暗渠排水にポンプを設置して揚水してみることにしました。


ポンプは丸山製作所のBP252ASです。送水ホースが付いて¥16,000でした。草刈機と同じエンジンなので吐出量は毎分100Lですが,混合油500cc低速で1時間30分揚水できました。しかし3時間揚水すると暗渠排水の水はなくなってしまい田んぼに3分の1しか行き渡りません。時間を空けて何度か揚水するしかないようです。

やっぱり井戸だよなあ。なんとかしたいです。

父さん,今日は地獄じゃったー。外シャワーしよー。
よし。じゃあ,稲の苗の水遣りしてくれ。シャワーの準備するから。


ヒヤー,冷たいー。おー,気持ちイイー。体が冷えたらちょうどイイぞ。

早くも夏の生活が始まりました。





2013年6月9日日曜日

楽しい1日

父さん,今日は11時半にはプールが,2時半にはコンサートがあるから頼みますよ。
了解。じゃあ,それまでに用事を済ませておこう。

ということで,朝から2時間ほど薪割りをして,友人宅に薪割り機を届けます。
いやあ,薪を積む場所もないんだけど,知り合いに丸太の話をしといたら2トン車2台ほど来ちゃってねえ。それはそれは。しっかりいい汗流して下さいよ。
まあ,コーヒーでも。ところで,T君が強力な薪割り機を買うつもりらしいねえ。そうそう。
などと話し込んで気がついたら11時過ぎ。しまったー。失礼しまーす。
庭で待ってた息子を積んでプールに向かいます。急がなくてもいいよ。ありがとう。



あっ,K君のお父さん,かっこいい髪型ですね。写真撮らせて下さい。えっ,はずかしいなあ。なんで。実は息子に散髪を頼まれましてねえ。かっこよく刈ってやりたいんですよ。
ありがとうございます。


そういえば,以前カンカケ池で落とした浮きを探してみようか。うん,寄ってみてよ。
父さん,浮きはないけど魚がおるよ。小石投げたら食べたよ。竿出してー。
よっしゃー。餌はワームの切れ端じゃあ。
釣れたー。何これ,青くなったー。もしかしてブルーギルかも。


 あーっ,大きな鳥が池から飛んでったー。鷹よね。ほんとだ,魚を捕まえたんだ。羽と腹が白かったなあ。すごい。( 帰って調べるとミサゴのようでした。 )

チャポン。父さん,カワセミ。あっ,背中が青緑だ。よく見つけたなあ。向こうの岸に巣があるのかも。カンカケって,すごいね。ほんとだ。




おーい,そろそろ帰らんと母さんが心配するぞ。うん,帰ろう。
そして2時。遅くなりました。ご心配お掛けしました。お昼ごはんを頂いて出発します。


今日のお目当ては,山影らいか14歳,バイオリニスト。ブルッフのバイオリン協奏曲1番を演奏します。んー,どこかで聴いたメロディです。ONCE UPON A TIME IN AMERICA
そう,私の大好きな曲でした。ブルッフを参考にしてたのね。LPを何度も何度も聴いたのを思い出します。そして,演奏はとても良かったです。バイオリンもしっかり響いていました。オーケストラに負けていませんでした。小さな体がとても大きく見えました。イケメンでした。5年後,大人になった山影らいかをまた連れて来て下さいね。徳永さん。

続いて徳永さんのバイオリンです。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲。なんだか上手過ぎて,山影君の一生懸命さと比べてしまって,感動は半分でした。音楽は不思議です。

休憩を挟んでチャイコフスキーの交響曲5番です。コントラバスとチェロの重厚な和音がとても印象的でした。何度も何度もフィナーレを迎えたような激しい演奏が終わると,大きな拍手と歓声が湧き上がりました。

アンコールは,アンダンテ・カンタビレー。静かな低い和音が幾重にも重なります。メロディアスで静かな曲が心に浸み込んで来るようでした。

来年もよろしくお願いします。楽しい1日でした。









2013年6月8日土曜日

水不足で半分だけ田植え

梅雨入りしたというのに,今年はほんとに雨が降りません。水路末端の我が家の田んぼでは,やっと半分だけ田植えをすることができました。

2日前に水が来たので朝4時から代掻きして出勤,夜勤明けで帰宅すると・・・。
なんとー。上の田んぼの水が下の田んぼにダーダー流れ落ちているではないかー。
急いでモグラの穴を塞いだら,実家の水中ポンプと発電機を借りてきます。
あー。1輪車ごと発電機を田んぼに落としてしまったー。あせってはいけませんね。

父さん,僕でも植えられるかねえ。苗を運んでいた息子がやる気になっています。おう,ちょっと難しいけど操縦してみるか。うん。二人乗りでなんとか2反を植えることができました。2人乗りは難しかー。


下の田んぼを植え終わった頃には上の田んぼにもしっかり水が貯まりました。ふう。
写真奥で薄く茶色になった小麦畑も,10日後には田植えをしたいなあ。どうなることやら。

きゃあーーー。マムシ!父さん,マムシよ!
なにーっ。母さん,ペットボトルと三角鍬,持ってきてくれ!


あっ,黄色いウンチしとるよ。あっ,本当だ。蓋に穴開けて洗っちゃろー。

父さん,このマムシ,お酒にするん?そうだなあ。去年のマムシ酒がまだあるしなあ。食べたら美味しいってネットに書いてあったけど。じゃあ,父さん食べてみてよ。美味しかったら僕も食べてみようかな。フグみたいに毒はないんじゃろ。んーーーー。どうーしよ。

2013年6月7日金曜日

今年の梅は不作

先日,梅畑の草刈をしました。おかしいなあ,梅が全然なってないなあ。
小梅は既に黄色に熟して来ています。よし,収穫だ。
隠れた実をていねいに捜してなんとか終了。少ないけど,仕方ありません。


今年の収穫は1.6kgでした。開花時期に寒かったのでミツバチの活動が少なかったのでしょうか。

2013年6月2日日曜日

運動会

毎年,この梅雨時期に行われる小学校の運動会。
今日は天気予報では曇のち晴だったのに,朝から雨。1時間遅れで開催の予定でしたが,雨が上がらず結局午後からの開催となりました。午後からの地区運動会を中止して下さった町内会長さん,ありがとうございました。

開始前には保護者がスポンジで水溜りを吸い取っています。こりゃ,おいらも手伝わんと。スポンジがないのでタオルでせっせと吸い取りました。雨が上がってよかったー。

さあ、競技開始です。足の速い子が走ると,大きな歓声が上がります。遅い子には,最後まで惜しみない拍手が送られます。


そして東西南北。4人がロープで十文字に綱引きをしながらボールを自分の籠に入れていきます。
いつもは足の遅い大きな子が,次々にボールを入れていきます。いつもは足の速い子がころんだまま背中を引きづられてもがいています。爆笑と歓声がトトロの森に響き渡ります。



浄心太鼓の演奏は,いつもながら腹に響いて感動しました。毎日,新聞紙のバチで練習した息子もしっかりと叩けたようです。よかったぞ。

いろんな子がいて,それぞれ皆精一杯頑張っている姿に感動した1日でした。




2013年6月1日土曜日

浄水場の見学

今日から水道週間ということで,山の上にある浄水場に見学に行きました。 
周囲を緑に囲まれて気持ちよかー。

事務所の玄関を入ると,金魚やめだかの水槽が3つ並んでいます。きれいな水で気持ち良さそーに泳いでいるようですが,水の色が違います。


右は川の上流だけど表層の水,中は中流だけど1m程地下の水,左は浄化後殺菌前の水だそうです。水の色を比較しているのではなくて,毒物などの混入で魚さんの調子が悪くなったら直ちに送水停止して検査する為だそうです。
長期的な影響についてが右のお魚と左のお魚に差が出れば面白いと思いました。

農薬や合成洗剤,ホルモン剤,糞尿や肥料,食品添加物など,心配な物質はたくさん使われています。「直ちに身体に影響があるとは言えない」かも知れないけれど,薄めれば環境基準内だから大量に使っても大丈夫という考えは納得できません。
原発事故により節電が社会の常識になったけれど,化学物質の使用を控えることが早く常識となって欲しいと思います。

広ーい濾過池では,水をきれいにする仕組みについて教えて頂きました。


70cmの砂の表面にいるバクテリアがゆっくりと水を浄化してくれること,この仕組みが自然の中では普通に行われていることに気が付きました。

我が家の井戸は,裏山の微生物がゆっくりと雨水を浄化してくれているのでしょう。
これからも裏山の梅畑は永遠に自然栽培です。