2012年4月19日木曜日

山菜ラッシュ!

暖かくなってきました。椎茸を収穫していると,ひらひらと桜の花びらが舞い落ちます。
 そろそろ,たらの芽が出るころかな。あー,ほんまに出とる。早速,ざると高枝鋏を用意します。
 おーい,たらの芽を取りに行くぞー。


 裏山のたらの木を1巡すると,そこそこの収穫でした。


 裏山から降りる途中,イタドリを発見しました。小学校からの帰り道,よく食べながら帰ったのを思い出します。赤いタッチンが渋くなくて,皮も剥き易いんですよね。今日の晩ご飯のデザートにします。皮を剥いて砂糖を振り掛けるだけ。十分おいしいと思います。


 山道を更に降りて行くと,息子が叫びました。あったー。竹の子だー。
  
 小さいかな,と思ったけれど,いいサイズです。でも,皮を剥くとやっぱり小さいんですよね。
 

 我家の竹の子は,しっかりあく抜きをしないとおいしくありません。
私のあく抜きのやり方です。
1 バケツの灰にたっぷりの湯をかけ,上澄みを鍋にとります。
2 鍋に縦割りの竹の子を入れ,30分炊き,放置します。
3 灰汁が茶色になれば成功です。
4 鍋に洗った竹の子と湯を入れ,軽く沸騰させ冷ませば完成です。

 そういえば,ワラビも行ってみようぜ。あったー。でかいー。なぜかここのは毎年でかい。
 写真を忘れてワラビ狩りを楽しみました。
 帰ると早速,あく抜きをします。
私のやり方です。
1 バケツの灰にたっぷりの湯をかけて上澄みをとり,鍋で沸騰させます。
2 ワラビを並べた容器に,熱い灰汁を入れて放置します。
3 翌日,洗ったワラビを湯につけて冷まします。固い時は少し加熱します。
あとは,煮付けや天ぷらもおいしいと思います。

 きょうの晩御飯は山菜の天ぷらです。
  椎茸の周りでは,雪ノ下が真新しい葉っぱを広げています。げっと。
  先日,収穫した甘いヨモギが大きくなっていました。げっと。
  柿ノ木の下では,毎年三つ葉が育ちます。ゲット。
  蕗のトウが冷蔵庫に入っています。ゲット。かじった息子がおえーっとなったけど,挑戦します。
  そして,たらの芽。ゲット。慎重にタラ虫をはずします。この直径2mmのてんとう虫の本当の名前が分かりません。どなたかご存知の方,是非教えてください。
 
 夕方6時30分,やっとできました。


 右上の小さな蕗のトウは,苦味を警戒して4つ割りにして揚げました。程よい苦味がとっても美味。
もっとたくさん揚げればよかったー。
 ヨモギも甘くてうまいー。
 雪ノ下は揚げすぎたー。
 三つ葉はまあまあです。
 そしてたらの芽は,ほくほくで,甘くて,おいしく頂きました。

肥料も農薬もせず,こんなにおいしい山菜ができるのが不思議です。自然の恵みに,感謝。

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