2013年4月6日土曜日

オルフェウス・オーケストラ

今日は朝から大雨で,外仕事はできません。まっ,たまにはいいかっ。
午後からはログハウスの先輩に無線ルーターの受信調整をして頂きました。感謝。
夕方からは,オルフェウス・オーケストラのコンサートに出かけます。


あんまり聞いた事ない名前だけど,どうなんだろ。若手の女性ばかり17人で演奏が始まりました。

1 モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
  最初からきれいな和音に魅了されました。音階はよく知っているつもりでしたが,ピッタリ重なった音色の美しさを感じたのは恥ずかしながら初めてです。特に高い音の緻密な音色は,技術によるのか,楽器によるのか,弦や弓の性能によるのか,知りたいと思いました。息子のバイオリンはよく鳴るのですが,弦が中国製の安物のためか荒い感じです。多くがヨーロッパのコンクールで優勝されるなど上手な人達ばかりだと,このようになるのかも知れません。

2 パガニーニの「ラ・カンパネラ」
  ここで,マリオ・ホッセン監督が登場です。これまでの最高にきれいな音色に,いきなり嵐のような力強い音が絡んできました。機関銃のようにはじける弓と大きく鳴るバイオリンに釘付けです。
五嶋 龍のバイオリンの力強さにも魅了されましたが,マリオ・ホッセンってすごかったんですね。

3 プッチーニの「誰も寝てはならぬ」
  今度はテノールのボイコ・ツベタノフさんです。お腹ポッコリで笑顔の絶えないおじさんの声が,マイクなしでホール全体に響きます。拍手が鳴り止みません。思わずきれいなコンサートマスターの手を取りキスをします。明るい雰囲気が会場全体を包み込みました。

休憩を挟んで11曲,アンコール2曲が演奏され,終演となりました。

ロビーでCDを選んでいると,サインのためにマリオがやって来ました。ステージ同様にカッコイー。息子がCDを差し出すと,ちょっと驚いたように声をかけてサインをしてくれました。感謝。


隣には無造作に250年前のガダニーニが置いてあります。1億円か,数億円か。どうしてあんなに傷ついているのでしょう。あんなに激しい演奏も関係あるのかなあ。

翌日。マリオに会えてよかったあ。だってえ。ゲームのマリオじゃないけれど,覚えやすい名前なんだからいつまでも忘れないで欲しいなあ。ほんとにスーパーなマリオ・ホッセン監督でした。


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