2013年6月9日日曜日

楽しい1日

父さん,今日は11時半にはプールが,2時半にはコンサートがあるから頼みますよ。
了解。じゃあ,それまでに用事を済ませておこう。

ということで,朝から2時間ほど薪割りをして,友人宅に薪割り機を届けます。
いやあ,薪を積む場所もないんだけど,知り合いに丸太の話をしといたら2トン車2台ほど来ちゃってねえ。それはそれは。しっかりいい汗流して下さいよ。
まあ,コーヒーでも。ところで,T君が強力な薪割り機を買うつもりらしいねえ。そうそう。
などと話し込んで気がついたら11時過ぎ。しまったー。失礼しまーす。
庭で待ってた息子を積んでプールに向かいます。急がなくてもいいよ。ありがとう。



あっ,K君のお父さん,かっこいい髪型ですね。写真撮らせて下さい。えっ,はずかしいなあ。なんで。実は息子に散髪を頼まれましてねえ。かっこよく刈ってやりたいんですよ。
ありがとうございます。


そういえば,以前カンカケ池で落とした浮きを探してみようか。うん,寄ってみてよ。
父さん,浮きはないけど魚がおるよ。小石投げたら食べたよ。竿出してー。
よっしゃー。餌はワームの切れ端じゃあ。
釣れたー。何これ,青くなったー。もしかしてブルーギルかも。


 あーっ,大きな鳥が池から飛んでったー。鷹よね。ほんとだ,魚を捕まえたんだ。羽と腹が白かったなあ。すごい。( 帰って調べるとミサゴのようでした。 )

チャポン。父さん,カワセミ。あっ,背中が青緑だ。よく見つけたなあ。向こうの岸に巣があるのかも。カンカケって,すごいね。ほんとだ。




おーい,そろそろ帰らんと母さんが心配するぞ。うん,帰ろう。
そして2時。遅くなりました。ご心配お掛けしました。お昼ごはんを頂いて出発します。


今日のお目当ては,山影らいか14歳,バイオリニスト。ブルッフのバイオリン協奏曲1番を演奏します。んー,どこかで聴いたメロディです。ONCE UPON A TIME IN AMERICA
そう,私の大好きな曲でした。ブルッフを参考にしてたのね。LPを何度も何度も聴いたのを思い出します。そして,演奏はとても良かったです。バイオリンもしっかり響いていました。オーケストラに負けていませんでした。小さな体がとても大きく見えました。イケメンでした。5年後,大人になった山影らいかをまた連れて来て下さいね。徳永さん。

続いて徳永さんのバイオリンです。チャイコフスキーのバイオリン協奏曲。なんだか上手過ぎて,山影君の一生懸命さと比べてしまって,感動は半分でした。音楽は不思議です。

休憩を挟んでチャイコフスキーの交響曲5番です。コントラバスとチェロの重厚な和音がとても印象的でした。何度も何度もフィナーレを迎えたような激しい演奏が終わると,大きな拍手と歓声が湧き上がりました。

アンコールは,アンダンテ・カンタビレー。静かな低い和音が幾重にも重なります。メロディアスで静かな曲が心に浸み込んで来るようでした。

来年もよろしくお願いします。楽しい1日でした。









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