今日は地元講中(こうじゅ)10軒による穀神講(こうじんこう)の祭祀の日でした。
まず,地元の小さな福村神社で神主さんに祝詞をあげていただきます。毎年寒さが厳しい時期でつらい30分ですが,穀神講の歴史などを教えていただけるので楽しみでもあります。
穀神講は豊作を祈念する祀りですが,元々の荒神は,悪者を仏教に帰依させ守護神としたもので,その後火の神,かまどの神様として家を災難から守ることに,さらに農作物を自然災害から守る神として主に瀬戸内地方で多く祀られてきたそうです。
そういえば,隣町の実家では穀神講はないけれど,正月明けにお寺さんが配られた火の神様の御札を台所の柱に貼っていたのを思い出しました。少しずつ繋がっていくのがおもしろいですね。
その後は集会所に集まって新年会です。
話は最近の葬儀の反省から始まり,槙野天神について私が切り出すと槙野さんもご存知なかったり,隣の地区には丸山天神があるが丸山さんはその昔ここに引っ越して来たらしいが関係ありそうでよくわからないなど,ワクワクする話が出てきて楽しいひと時を過ごすことができました。
天神さんも元々は自然災害の神で,菅原道真が流された頃に自然災害が頻発したため神として祀り,後には勉学の神として,子孫の学力向上を願って建てられたものと知りました。
昔も今も子供の成長を願う気持ちは変わらないのですね。
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