折れた斧の柄を修理するため,先日から樫の木を削り乾燥させていました。
今日はノミを使って樫の木を仕上げ,斧身に叩き込み,とりあえず完成しました。
柄が真っ白でちょっと落ち着きません。オイルを塗り込むと良いのかも知れません。
斧の柄が短いと,振り下ろす時に遠心力を使えません。また,振り下ろした時に足元に近く危険なため,へっぴり腰になってしまいます。そこで右のケリーワークスは,柄の長さは83cm,左のFIREAXESは86cmにしました。ちなみに,後のグレンスフォシュは79cmです。
刃の厚さは全く違います。
真ん中のケリーワークスはとても薄く,シャープです。薪割りの時は,幅の広い斧の面で薪を左右に切り分けるという感じです。デザインはかなり古いらしいので,立ち木の伐採や伐採後の枝打ちにも使われたのではないでしょうか。
右のFIREAXESは刃先が厚く,刃こぼれに強そうです。刃を研ぎ直したので,パカーンと薪が飛んでいきました。
左はグレンスフォシュのスプリットモールです。切り込む鋭さと薪を分ける厚さを持っていることがわかります。
柄の付け根にカラーがあると折れにくいのですが,今回は良い方法が見つかりませんでした。
気を付けて使うようにします。
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