2011年11月29日火曜日

黒豆の収穫

5月に種まきし,6月に植えつけた黒豆です。
 毎年無肥料でも,雑草に埋もれながら茎は直径3センチに枝は左右40センチに広がります。倒れてしまうのですが,大きな実をたくさん付けてくれます。


 10月には枝豆として毎日いただきました。そして,やっと収穫です。一輪車で2回運びました。



 今年は暖かいので,一部緑の実があります。しばらくは車庫で乾燥します。正月に間に合うでしょうか。

万願寺とうがらしの乾燥

今年も唐辛子ができました。早く乾燥させたいので,半分に切って干すことにしました。辛味が飛ぶので悪い方法ですね。

 
  乾燥できたら, まな板の上でみじん切りにして一味として使います。市販の唐辛子より香りが良く,中辛なので気に入っています。
  来年の夏には,米や小麦の虫除けとしても重宝します。

2011年11月28日月曜日

干し柿が完成

今年は柿が豊作でした。遅くなると熟して失敗するし,一度に食べられないので,今年は10月始めから少しずつあおし柿と干し柿を作ることにしました。
 あおし柿は,西条柿20個に焼酎0.5合を用意します。柿のお尻を焼酎に漬け,台所紙を敷いたビニル袋に入れて,3・4日で食べられます。その後冷蔵庫に入れると長持ちします。先日のテレビが温泉に一晩つけても渋抜きができると伝えていたので,来年は挑戦したいと思います。
 干し柿は,晴天が続きそうな日に加工します。まず皮むきして水洗後,熱い湯に少し浸けてPPロープに架け,軒下につるします。雨の前には必ず室内に避難させます。表面が湿るとカビが生えてしまいます。

 晴天1週間で渋が抜けます。体積が3分の2になり甘みが濃縮され,柔らかいのでジャムとしても食べられます。ブランデーを少し掛けると甘み倍増です。3日に1個位,少しずつ味わいます。あおし柿もありますからね。

 3週間で干し柿完成です。粉を噴かせる時は紙箱に入れておきますが,今年は暖かくてカビの恐れがあるので冷凍庫に入れました。冷凍庫でも凍らないのですぐに食べられます。
 その後,富有柿も干してみました。実が厚いので乾きにくいのですが,2週間で体積2分の1になり甘み倍増で順調でした。しかし,その後雨が続いて,室内でも緑のカビが生えてしまいました。それでもあきらめず干していくと,カビは黒く変色しカビとはわからなくなりました。もったいないので食べちゃいましたが腹痛もなくおいしかったです。糖度が高いので良い酵母菌もいるのではないでしょうか。来年こそは,食べきれない富有柿の干し柿を成功させたいと思います。
 柿こそは,まったく無農薬無肥料でおいしい実をつけます。栄養も満点です。古来から日本の風土に順応した果物と言えます。あまりに当たり前な風景のために,あえて食べようとする人が少ないのですが,もっと認められて良いと思います。スナック菓子に洗脳された子供たちに柿の本当の価値を知ってほしいと思います。放置された柿の実をなんとか活用できないでしょうか。

2011年11月25日金曜日

佛通寺の紅葉狩り

周りの山が少しですが黄色に染まってきました。例年より3週間遅いようです。佛通寺の交通規制は早々と終わってしまいましたが,紅葉はこれからです。朝10時からしっかり着込んで出かけました。
 参道のもみじがきれいに色付いています。
 境内では,明朝のベリリンフィルのメンバーによる演奏会の準備が行われていました。残念ながら明日は仕事です。
 1時間ほど散策の後は,毎年のお楽しみ,温かいお茶と大きなおはぎです。
 おはぎ2個付き650円,お茶を二人分でも700円です。おはぎが大きいので一人1個で十分満足です。良心的なお値段とおいしさにほっと一息,火鉢に当たりながらゆっくりと秋の一日を楽しませて頂きました。仏の心に一瞬近づいて,感謝。

2011年11月24日木曜日

我が家の定番いのしし料理

今日の夕食は,母さんが忙しいので私の担当です。冷凍庫を開けると猪の肩肉がありました。骨をはずしてスライスし焼肉もおいしいのですが,肩甲骨をはずすのは結構たいへんです。そこで本日は「いのししの柔らか煮」に決定しました。
 料理方法は簡単です。圧力鍋に骨付き肩肉とお湯,少量のお酒を入れて火にかけ,高圧で30分シュッシュッと加熱します。その後,圧が下がったらお皿に盛ってできあがりです。余分な脂は抜けて,焼肉では邪魔な固い筋が,脂の代わりにトロトロです。
 今日の味付けは,塩コショウにしました。焼肉のタレをつければ,レタス巻きや焼肉丼にしても最高です。息子たちもペロッと食べました。
 圧力鍋で柔らかく煮ただけで定番料理というのもはずかしいのですが,素材が新鮮であればシンプルな調理で十分おいしく,体にも良さそうな気がします。
 大昔,縄文人は長時間固いすじ肉を蒸して食べていたことでしょう。圧力鍋よりももっとおいしかったに違いありません。わかっているけど,もうそこまでできません。
 私は,あせっているのか,なまけているのか。縄文人にも劣るのか。(縄文人さんごめんなさい)
 息子たちの舌が肥えすぎてもいけないので,そこそこおいしく簡単な料理を目指します。

2011年11月23日水曜日

みかん狩り中止で管弦楽鑑賞

今日は親戚のおばあさんが一人で管理されているみかんを収穫する予定でしたが,あいにくの雨のため中止になってしまいました。瀬戸内海に面した日当たりの良い畑で,低農薬で手間を省いて作られたみかんは,出荷しないため完熟して収穫します。一口サイズで味が濃く,ジュースやお餅にも入れて味わわせてもらっています。収穫では子供も大人も元気になれるので,来年がまた楽しみです。
 という訳で,今日は地元室内管弦楽団の定期演奏会に出かけました。 駐車場に着くと車がいっぱい,チケットを購入してホールに入るとほぼ満席です。空いている席を探すと一番前の列がなぜか残っています。音が良く聞こえると思い,腰を低くして静かに席に着きました。
 まず最初は,アメリカのバーバーという人の弦楽のためのアダージョです。次々と折り重なる和音に圧倒され,その後いつの間にか夢の世界を漂っていました。とても満たされた感覚でした。後で解説を読むと,その品格と悲哀の曲想から大統領の葬儀でも演奏されたそうです。私の葬儀でも使えるかなとも思いましたが,完全に曲に負けてます。でも参拝者の心が満たされるなら許されるかもしれませんね。
 次はブラームスのヴァイオリン協奏曲です。明るいリズミカルな曲で,ブラームスが好んで旅したイタリアや南の国を連想させるそうです。南の村にも合っているかもしれません。独奏ヴァイオリンの音が少し控えめでしたがしっかり聴けました。
 最後はベートーヴェンの交響曲7番です。どこかで聴いたことのある第2楽章の静かな旋律がとても印象に残りました。
 なぜか今年の演奏会は心に響きました。後ろの演奏者の顔は見えませんでしたが,ヴァイオリンやチェロの一人ひとりの音がそれぞれ響いてくるような感じです。いつもは途中で寝てしまう息子も最後まで聴いていました。
 結論。私のような素人は最前列で聴きましょう。でも決して夢の世界で聴いてはいけません。(反省)

2011年11月21日月曜日

小麦に肥料

   晴れの日が続いた先週,発芽していた小麦の田が乾いたので,鶏糞をすじ撒きしました。昨年,1反に元肥20袋追肥20袋を使用し,一部が倒れてしまったので今年は追肥の量を減らしてみようと思っています。
   昨年並みに1反180キロ位収穫できるでしょうか。

2011年11月20日日曜日

暖かい雨

今日は昼過ぎに雨もあがり,蒸し暑い一日でした。寒がりの私にはうれしいことですが,不都合なこともいくつかあります。洗濯物が乾かない。干し柿がかびてしまう。蚊に刺される。そういえば椎茸もこの秋は不作だったなあ。昨日やっとの思いで買ったダウンジャケットもいつになったら着れるやら。
 自然がどんなにぶれようとも,人はそれに順応して生きてゆくしかないのでしょう。