1昨年の秋,食べきれない富有柿をガラス瓶に入れて柿酢を作ることにしました。
2ヶ月後,泡立って溶けた柿を味見してみると,甘酒ができていました。柿ワインかな。
その後,表面に白い膜が張って来たなーと思っていたら,どんどん厚くなって上澄みが全部白い寒天みたいになってしまいました。しまったー,早く加熱処理すれば良かったー。
そして1年が過ぎました。
父さん,裏の柿酢,もらっていいー。オオムラサキの誘引に使うんじゃー。
ああ,いいよ。でも,うまくできてるかどうか,わからんけどなあ。
いいよ,腐ってればいいんだって。
いやあ,腐ってたら困るんだよなあ。発酵だよ,発酵。
白い寒天を押し下げてお玉で上澄みをすくって味見します。
んー,酸っぱいけど,ほんのり甘い。普通のお酢よりも薄いけど,イケルねえ。
ということになり,白い寒天も溶けた柿も,ふきんで漉して分離しました。
左は搾りかすですが,オオムラサキの誘引にも使えそうです。
白い寒天状の物を絞ったところ,茶色くて透明なお酢ができました。
溶けた柿からは,薄く濁ったお酢ができました。静置すれば,透明になるかな。
とりあえず過熱処理して,なますやジュースで頂くことにします。
もちろん,誘引には生の柿酢を持って行きました。貴重品だぞ。
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