京都の旅からしばらくの後,紙筒が送られてきました。差出人は緑風荘の女将です。中に入っていたのは,私が欲しかった京都絵地図でした。「洛中洛外今昔絵地図」昨日の旅の経路が一目でわかります。出発の朝,ロビーの額に飾ってあった地図を見て,女将にどこに売っているか尋ねていたのです。どうでっしゃろなあ。うちの土産物にも置いてへんよってに,どこぞの本屋さんにあるかも知れへんどすなあ。もし見つかりましたら連絡させていただきますわ。いえいえ,お忙しいのに申し訳ないです。今日,本屋さんをいろいろ探してみますんで結構ですよ。それでも結局見つからず,あきらめていたのです。
手紙には,ちょうど処分するところだったので気がついてよかったとありました。ありがとうございます。でも,本当に余分の絵地図があったのかどうかはわかりません。
そして絵地図の裏には,200年前の版画絵地図が印刷されていました。
「あらまし御見物の御方様へ・・・」息子とお寺を探します。清水寺,あったー。鹿苑寺あったー。
とんち院。なんだー?。狼谷。200年前には京都にも日本狼がいたんだ。他にも未だに残る地名がたくさんあります。旅人に一番大事な宿屋と茶屋も三角印でしっかり記してありました。昔の人は,結構のんびり旅をしていたのかもしれません。それを思うと,今回の旅はせっかちだったかなあ。
また,訪れたくなった京都です。
翌日,緑風荘さんには,苗以外無農薬の胚芽米をお送りしました。
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