2012年5月29日火曜日

しじみ掘り

以前から通勤途中に気になっていたのですが,時々近くの2級河川でしじみを掘っているらしい人がいました。
 川遊びが楽しい季節になったことだし,息子とちょっと川に下りてみることにします。手で砂を掘ると小さなしじみがたくさんいます。どれも1cm以下の小さなしじみです。周囲の砂がでこぼこなのは,しじみを掘った跡のようです。1cmの網かごで採集しているのでしょうか。
 場所を移動して,少し狭い河原の砂を掘ってみます。いたいた。ちょっと大きなしじみがいるぞ。

父さんが足で砂を掘るから,大きめのしじみを拾ってくれよ。うん,わかった。


あちこちに深みがあるので,救命胴衣を着けさせます。そういえば,釣りの時も必要ですね。


100均に行くと潮干狩り用網つき熊手もありますが,目が大きいので台所用魚返しを使いました。

たくさん採れたし,そろそろ帰るか。もう帰るん?おう,1時間も居ったしな。あっという間じゃね。


 河川敷では桑の実が熟していました。食べ放題です。黒いのは甘いだけ。赤黒いのが最高で,オレンジ色はスッパイぞ。全部まとめて口に入れればちょうどいいかも。ジャムにしてもいいなあ。


お家に帰って計ってみると3kgありました。大漁です。大きなものは3cmありました。


 そういえば昔のしじみは黒かったような気がします。調べてみると,黒いのはヤマトシジミで,黄緑のはマシジミだそうです。それでもタイワンシジミと言う外来種も増えているそうで心配です。

 しじみを洗って1昼夜水につけ,砂を吐かせます。アサリと違って塩がいらないので楽チンです。
昼には気温が上がるので,昼と夕方,水を換えました。

次の夜,味噌汁を作りました。
1 鍋にシジミと水を入れ,お酒を少し注ぎます。
2 貝が開いてきたら味噌を溶きます。
3 味見して薄かったので,薄口醤油で整えました。
4 沸騰したら火を止めて,あく取りします。
5 玉葱の新芽が残っていたので薬味にしました。

採るのも楽しいし,味噌汁もおいしくて,シジミは最高じゃね。また,行くか?うん。行こう。

2012年5月28日月曜日

枝葉はシュレッダーでマルチにしました

我家の庭では植木や雑草が伸び放題です。とりあえず,靴が濡れる所は草刈機で,車に接触しそうな枝は太枝用鋏で切りました。例年は毛虫対策に火ばしが欠かせませんが,今年は毛虫が少ないようで,順調に作業が進みました。ふう,かゆくならなくてよかった。
 刈草は植木の根元に寄せておきます。枝葉はかさばって邪魔になるので,シュレッダーで小さくします。


 今日の枝葉は,アカメカシワと紅葉と桜です。直径3cm位までなら,楽々押しつぶしてカットしてくれます。


  1輪車3杯分の枝葉は,雑草除けのために野菜の間に敷きました。本当は別の場所で堆肥にすればいいのでしょうが,手抜きします。


 雑草が生えた後に敷き詰めても手遅れですね。いつもこんな感じで反省ばかり。お恥ずかしい。

 まてよー。このシュレッダーで,ストーブの炊き付け用の枝木をチップにできそうだなあ。乾燥し易く,かさばらず,室内でも便利に使えるかも。ロケットストーブにも使えそうだ。次回の庭木剪定で挑戦します。

2012年5月22日火曜日

鳥の鳴き声

最近夕方になると,向かいの天高山(てっこうさん)から,ほっほっ,ほほっほほっほ,という低い鳴き声が聞こえてきます。気がつくと裏山から聞こえることもあります。ごろすけほっほ,と言えば,フクロウでしょうか。
 昨年は,ほほほほほほ,と聞こえていたので,アオバズクだったのでしょう。図鑑で調べました。
 朝夕に時々,ひー,ほー,ひー,と横笛のようなきれいな鳴き声が響き渡ることもあります。トラツグミでしょうか。昨年は一時期,きょろん,きょろん,ひー,というきれいな鳴き声も聞きました。マミジロでしょうか。
 素人なので,全く自信がありません。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。


 地元の方に話を伺うと,天高山も昔は遠足で登っては360度景色を楽しみながらお弁当を食べていたそうです。その天高山もここ何十年間放置されて自然に帰り,鳥たちにとっては楽園なのかも知れません。しかし,その楽園も後何十年も経つと孟宗竹が占領してしまいそうです。これも自然の流れでしょうか。そして,その後の何百年で樫の木などの森に戻ることができると信じています。ただし,石油などの資源が残っていればのお話です。

2012年5月20日日曜日

学園際に行ってきました

金曜日は息子の高校の学園祭でした。駐車場がないしバザーもないということで,上級生の親からは面白くないとの情報です。それでも1度も行ったことがないし,近くの自転車屋に用事があったので自転車を3台積んで出発します。
 こんにちはー。お久しぶりです。下の息子のマウンテンバイクに脱着式前かごを付けたいんですが。それから実は息子の高校に用事があるので,車を夕方まで置かせてもらえないでしょうか。ありがとうございます。ということで自転車は使わず歩いて登校します。


 一般非公開なので,校門では家族確認を受けます。息子の足を引っ張る訳にはいきません。ジーパンですがサングラスをはずして,気を付け,最敬礼します。お世話になりまーす。
 校庭に生徒の姿はありません。体育館では大きなベースの音が響いています。中に入ると音楽部の演奏が続いていました。最前列では生徒たちが飛び跳ねています。
 最後列で椅子に座ります。ちょっと,うるさいなあ。演奏が終わると飛び跳ねていた息子たちが出て行くのが見えました。そういえば来なくていいよって言ってました。次のバンドは女子ロックです。リズムを刻んでなかなか良かったです。続く女子のギターとボーカルは,年寄りには心地よい歌声でした。やはりコンサートで大事なのは,笑顔ですね。演奏者の笑顔が最高に良かった。
 昼休みには文化部の展示を廻ります。書道部がんばってるねえ。最近の私は,きれいなだけでは物足りなくて個性のある書に惹かれるけれど,書くその人に興味が移ってきたように思います。
 午後からはクラス対抗合唱コンクールとダンシングショーです。やっぱり生のハーモニーは心地いいですね。息子のクラスは3位でした。楽しんでるなあ。


 その後もエグザイルや今時のダンスに吉本喜劇の組み合わせなども新鮮で最高に盛り上がってました。その他有志によるフュージョン,日本舞踊,コント,アカペラなどが終わり,最後は3年担当教師によるサスペンス映画です。「世にも微妙な物語」。受験勉強中の大西君が夢をかなえるノートを手に入れます。英語95点と書いて猛烈に勉強が忙しくなったり,もて男と書いて希望の彼女ができますが,スケバンにも厳しく言い寄られて困る大西君。きれい所やチャラ男君もちょっと間の抜けた(失礼)大西君を引き立てていて,最後はしっかりこつこつ勉強を訴えていたのはさすがです。

 高校生たちの夢と才能とエネルギーを感じた最高の1日でした。

2012年5月19日土曜日

いちごの放任栽培ができるでしょうか

昨年のいちご畑ではビニルマルチをせず,もみがらを敷き詰めました。すると苗が自然にたくさん育ちました。秋には新しい畑に植え替えましたが,それでもたくさん残っていました。植える野菜の予定もないので放っておいたところ,ちゃんといちごが育っています。


 この様子から今年の余った苗床の管理について考えました。
1 込み合った苗は抜いて間引きする。
2 除草,虫除けのため,もみがら,刈り草を敷く。
3 収穫時期には防鳥網をかける。
4 秋には少し肥料を撒きたいけれど,連作障害が心配です。

 1株当りの数は少ないものの結構大きないちごもあり,甘酸っぱくておいしいのが魅力です。

2012年5月18日金曜日

いちごの収穫

いちごの収穫が最盛期を迎えています。息子に助っ人を頼んで収穫しました。


どうも,あちこちで鳥に食べられています。ヒヨドリのようです。収穫の邪魔になりますが,ネットをかけることにしました。

そして1時間後に作業終了。ご苦労様でした。


ご近所に配っても余るほどの収穫です。明日,母さんにジャムを作ってもらいます。




2012年5月17日木曜日

釣りに夢中

先日,息子が学校から本を借りてきて,一生懸命読んでいました。
父さん,釣りに行こう。どこで釣ったらいいん?
そーだなあ,ハヤなら三次川だし,フナなら実家の下池かな。海へ行っても河豚が多いからなあ。
僕,この本全部覚えて釣名人になるんじゃ。
おいおい,全部覚えなくても,1つ覚えてたくさん釣ればいいんだよ。何て書いてある?
「キミは今日から人気者!必殺ワザをいっぱい覚えちゃおう!」そういうことか。


 よーし,久しぶりに海に行ってみるか。
青むしを買って到着したのは,ウィンドサーフィンのメッカ(だった)長浜ロングビーチです。
先に父さんが投げるからな。ビュン。よっしゃー。50mかな。
よし,投げていいぞ。せーの,あれっ,どこ飛んでった?ラインは右?巻いてやり直しだな。
父さん,釣れたー。なにーっ,もう釣れたってか。やるな。


その後も入れ食いで,20cmの草河豚5匹釣れました。
父さんはといえば,10cmのアイナメとハゼ7cm。なんでや。
結局,河豚も料理できないのでリリースし,次の波止場に移動します。

よーし,投げていいぞ。ボチャン。おいおい,隣のおじいさんの方に投げちゃあいけんぞ。
うん,あっ,引きよーる。あっ,釣れた。父さん釣れた。おーっ,メバルか。よっしゃー,いいぞ。


息子に負けじと頑張って,何とかメバル3匹ゲット。
その後も2人でホゴ2匹を釣り上げて終了となりました。
父さん今度いつ来る?おう,来週はどうだ?うん,いいよ。

家に帰れば腹出して,ささっとから揚げ造ります。
父さん,今日のから揚げ,最高にうまいね。
うん,うまい。

2012年5月16日水曜日

新茶の収穫

今年の八十八夜は5月1日でした。旧暦だと6月ころになるのでしょうか。夏はまだまだ遠いけど,そろそろ茶摘みの季節かな,と梅畑に来て見ると,自然に生えた茶の木の新芽が2.3枚伸びています。3年前に作った茶葉がいつの間にかおいしくなっていたので,今年はたくさん作ることにしました。


3年前にはそのまま乾燥させました。今年は少し発酵させてみることにします。

今年の作業です。
1 茶葉をしっかり手もみします。
2 ビニル袋にキッチン紙を敷き,茶葉を入れて上にもキッチン紙をかけます。
3 日向において暖めます。
  2日後には,枯れたように茶色になりました。
4 ざるに入れて乾燥させました。

 中途半端な発酵になってしまいました。
 ほのかに紅茶の香りがしますが,もし苦かったら又3年ほど寝かせようと思います。

2012年5月9日水曜日

山椒の木の芽を粉末に

10年前、家の周りに山椒の木がないので、実家から苗木を持って帰りました。しかし、夏場の乾燥で失敗。翌年,場所を変えて再度移植しましたがこれも失敗。うまくいかないなあ,と諦めていたところ,いつの間にか花壇の隅にトゲトゲの木が生長して来ました。ある年にはほとんどアゲハチョウの幼虫に食べられたこともあります。それでも最近は高さ1mに成長し,春には爽やかな香りを提供してくれるようになりました。
 木の芽を楽しめる期間は限られます。また一度に使う量はわずかです。そこで,木の芽の乾燥粉末を作ることにしました。


 今回の作り方です。
1 少し大きめの木の芽をキッチン紙に並べます。
2 電子レンジに入れて10秒ずつ加熱します。
3 パリパリに乾燥したら,指先で粉末にします。
4 残った小枝を除けば,出来上がりです。


 実は,どんな料理が合うのか解かっていません。とりあえず,毎日の料理に少しずつ使っていこうと思います。

2012年5月6日日曜日

やっと薪割り終了

3月,思いもかけず多くの丸太を頂きました。玉切りにした後は,こつこつと割っては積み,割っては積み上げる繰り返しでした。場所が狭いので高く積み上げ過ぎ,途中で下に敷いた竹が潰れて倒壊したこともありました。それでも家族の協力も得てなんとか終了です。後は乾燥とともに変形して再び倒れないように気を付けること,そして新しい薪置き場が必要です。梅雨までに,なんとかしたいと思います。

2012年5月4日金曜日

世羅高原の旅

若葉の眩しい季節となりました。子供達が花を見に行きたいと言うので,久しぶりに高原の旅に出かけます。
 芝桜で有名なロクタンです。盛りは少し過ぎていましたが,青空の下,広大なピンク色に囲まれて気分爽快でした。


 園内では,地元のおばちゃんが優しく商品をPRしています。本日は皆さん遠くからお越し頂きありがとうございます。こちらのバーベキューは土日限定の販売です。特別に250円で販売致します。今日起こしの皆さんはとってもラッキーですよ。おいしいですよ。如何でしょうか。そして炭焼きの香ばしい香りにKnockOut。気が付けば,いつの間にか行列の最後尾に並んでいました。うまかった。
 こちらは地元の赤米を使ったおはぎです。あんこは中に入ってるんですよ。大人気なんですよ。すぐになくなるんですよ。よし,後で買おう,としましたが,売り切れでした。残念。
 地元の材料で,シンプルな味付けで,正直なおばちゃんたちが作っている,体に優しく,そしておいしい品々。元気なおばちゃんたちを見て,こちらも元気になれた,ような気がしました。

 次は近くの世羅ワイナリーに行きました。新しいワイナリーですがコンクールにも入賞している品質の良いワインを作っているそうです。
ワインの試飲コーナーでは,多くのご婦人方が目尻を赤く染めていらっしゃいました。お父さん方,御苦労様です。


 レストランでは,生マトンのバーベキューがお勧めです。今日はお家で猪肉を解凍中なので,我慢します。

 途中,ふれあい市の四季園に寄り道します。
地元世羅大豆が安いのでゲット。先日,道の駅で買った地元番場醤油がペットボトルで安いのでゲット。バジル苗が安いのでゲット。地元トマト工場のミニトマトがまっ赤っかなのでゲットしました。


 世羅といえば,今高野山の唐饅頭は欠かせません。老舗の山田玉泉堂に伺います。

 
こんな小さな町で,300年前から作られている唐饅頭が残っているのが,ありがたい。人気があるんですね。


 右上の黒塗りの看板が,歴史と昔の人気を感じさせます。


 この唐饅頭,今はビニルパックのため柔らかいのですが,30年前は紙箱詰めのため表面がカチカチでした。あのカチカチが保存性を高め,中の餡を守っていたのでしょう。さすが弘法大師ゆかりの饅頭です。シンプルイズベスト。大好きです。いつまでも作り続けて欲しいと思います。